全国 47 都道府県 対応
ブログ・SNS のアフィリエイト報酬や Google アドセンスの広告収入の確定申告を、全国47都道府県別に解説します。振込前の確定報酬をどの年の収入に数えるか(計上時期)、申告が必要になる基準(専業・副業)、サーバー代・ツール・レビュー用商品などの経費、海外からの入金の扱い、住民税の納め方、税理士の探し方から自分で申告する方法まで。あなたの納税地の都道府県ページで、地域の税理士数や管轄税務署とあわせて確認できます。
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一職業別コラム
アフィリエイトの成果報酬やアドセンスの広告収入は、ASP や Google の管理画面で確定してから振り込まれるまでにタイムラグがあります。税金の計算では、実際に入金された日ではなく、報酬として「収入すべき権利が確定した」年の収入に数えるのが原則です。年末に確定して入金が翌年になる報酬も、確定した年の収入に含めます。集計は振込明細だけでなく、各 ASP・アドセンスの管理画面の確定レポートを基準にしましょう。なお、小規模な方には、収入や費用を現金の出し入れベースで計算できる「現金主義の特例」もあります(青色申告者は届出が必要。雑所得の場合は前々年の収入金額が300万円以下の方が対象で、確定申告書にその旨を記載します)。また、アフィリエイト報酬や広告収入は、支払時に源泉徴収される報酬・料金の限定列挙に通常含まれないため、税金が引かれないまま全額が支払われるのが一般的です。所得税は確定申告で自分で計算して納めるため、報酬の一部を納税用に取り分けておくと安心です。
出典・一次情報:国税庁 タックスアンサー No.2200 収入金額とその計算/国税庁 タックスアンサー No.1500 雑所得/国税庁 タックスアンサー No.2792 源泉徴収が必要な報酬・料金等とは
会社員が副業としてブログや SNS で収入を得る場合は、給与・退職以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です(いわゆる20万円ルール)。専業(給与収入がない)の方は、その年の所得(収入から必要経費を差し引いた金額)の合計が所得控除の合計額を超え、税額が生じる場合に確定申告が必要です。判断の基準となる基礎控除は令和7年分から見直され、合計所得金額に応じておおむね58万円〜95万円(改正前は原則48万円)となりました。所得の区分は、帳簿を備え付けて保存し、反復・継続して営利を目的に活動していれば原則として事業所得(国税庁の令和4年通達)、副業的・小規模であれば雑所得(業務に係る雑所得)と整理されます。事業所得なら青色申告の特典が使え、雑所得の赤字は他の所得と損益通算できない、という違いがあります。なお、所得税の申告が不要な場合でも、市区町村への住民税の申告が別途必要になることがあります。
出典・一次情報:国税庁 タックスアンサー No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人/国税庁 タックスアンサー No.1500 雑所得/国税庁 「所得税基本通達の制定について」の一部改正について(令和4年10月・雑所得の範囲)/国税庁 令和7年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等について
必要経費になるのは、サイト運営・発信に直接必要な支出です。サーバー代・ドメイン代、有料テーマや検索順位チェックツールなどのツール利用料、記事作成の外注費、勉強のための書籍・教材費、パソコンやスマホの購入費(高額なものは数年に分けて減価償却する場合があります)、通信費や自宅作業スペースの家賃・電気代の業務部分(明らかに区分できる範囲の家事按分)などが代表的です。注意したいのがレビューのために購入した商品です。記事やレビューの作成に直接必要で、私的な利用と明らかに区分できるものは経費になりますが、レビュー後に日常生活で使う物は家事費(生活費)との区分が問題になります。「どの記事のための購入か」を領収書とともに記録しておくことが、経費を守る近道です。判断に迷う支出は税理士に相談すると安心です。
出典・一次情報:国税庁 タックスアンサー No.2210 必要経費の知識/国税庁 タックスアンサー No.1350 事業所得の課税のしくみ(事業所得)/国税庁 所得税基本通達 45-1・45-2(家事関連費)
Google アドセンスなど海外の事業者から受け取る広告収入も申告に含めます——日本の居住者は、所得が生じた場所が国内か国外かを問わず、すべての所得が課税対象になるためです。外貨での受取分は円換算して収入に含めます。勤め先に副業を知られたくない場合は、確定申告書で住民税の納め方を「自分で納付(普通徴収)」にする方法があります(副業分について。実際に分けられるかは自治体の運用によります)。収入が安定し、事業として続けるなら、開業届を出して青色申告を検討しましょう。複式簿記での記帳により最高55万円(e-Tax申告等の要件を満たすと65万円)の青色申告特別控除が受けられ、令和9年分以後は複式簿記+e-Tax申告で65万円、優良な電子帳簿の要件も満たすと最大75万円に変わります。消費税は、基準期間(前々年)の課税売上高が1,000万円以下なら原則免税で、多くの方は申告不要です。報酬の計上時期や経費の整理も含めて、ネット収入の申告に慣れた税理士に相談すると安心です。
出典・一次情報:国税庁 タックスアンサー No.2010 納税義務者となる個人/国税庁 タックスアンサー No.2072 青色申告特別控除/国税庁 リーフレット「令和9年分から青色申告特別控除はどう変わる?」(R8.4)/国税庁 タックスアンサー No.6501 納税義務の免除(免税事業者)
| 経費項目 | ポイント |
|---|---|
| サーバー代・ドメイン代 | サイト・ブログ運営のレンタルサーバーと独自ドメインの費用。 |
| 有料テーマ・ツール利用料 | サイトテーマ、検索順位チェックや画像素材などのツール・サブスクリプション料金。 |
| 記事作成の外注費 | ライターやデザイナーへ依頼した費用。支払記録・請求書を保存する。 |
| 書籍・教材費 | サイト運営やマーケティングの勉強のための書籍・教材。 |
| レビュー用の商品購入費 | 記事・レビュー作成に直接必要で私的利用と明確に区分できるものに限る。レビュー後に私用する物は家事費との区分に注意。 |
| パソコン・スマホ・通信費 | 作業に使う機器(高額なものは減価償却)と通信費の業務使用分を按分。 |
| 自宅作業スペースの按分 | 家賃・電気代のうち業務部分を明らかに区分できる範囲で按分。 |
| 税理士報酬 | 確定申告・記帳・計上時期の相談を税理士へ依頼する費用。 |
※経費該当性は業態・実態により異なります。個別の判断は税理士または所轄税務署にご確認ください。
二探し方総論
確定申告の進め方は、大きく「税理士に依頼する」「自分で申告する」の 2 通りです。 依頼するなら無料紹介やスポット比較、自分でやるなら会計ソフトが現実的な選択肢になります。 お住まいの都道府県ページでは、これらに加えて Google マップでの探し方・管轄税務署の一覧も併せて案内しています。

推奨
運営:弁護士ドットコム株式会社(東証プライム上場)
税理士ドットコム
全国 6,800 名以上の税理士から無料で紹介を受けられる、東証プライム上場企業運営の税理士マッチングサイト。料金や得意分野で比較可能。
こんな方に:事業所得・不動産所得・相続など複雑な申告がある方

運営:株式会社ココナラ(東証グロース上場)
ココナラ
スキルシェアマーケットプレイス最大手。リンク先は確定申告・税務のカテゴリで、記帳代行・確定申告書の作成代行・スポット相談などのサービスが「スキル」単位で出品されており、対応範囲・料金・納期・レビューを商品ページで比較できます。
こんな方に:決算だけ・1 期分だけといった単発の依頼を、明示価格で比較したい方

運営:日本税理士会連合会(非アフィリエイト)
日本税理士会連合会 税理士情報検索サイト
全国の登録税理士を、氏名・事務所名・所在地・業務内容から検索できる公式データベース。掲載税理士は税理士法に基づく登録者のみで信頼性が高い。

個人向け
運営:株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド確定申告
個人事業主・フリーランス向けのクラウド確定申告ソフト。銀行・カードと自動連携し、仕訳の自動化で記帳作業が大幅短縮。青色申告 65 万円控除に必要な e-Tax 送信までワンストップ。のどか会計事務所は MFクラウド専門。
こんな方に:個人事業主・フリーランス・副業(給与所得+雑所得)の方
三都道府県別ガイド
お住まい(納税地)の都道府県を選んでください。県内の税理士数・管轄税務署の一覧つきで、 アフィリエイト向けの確定申告情報を県別に案内します。
四Q&A
税理士に依頼するか、自分で申告するか。
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